ただの妄想溢れるオブリビオンRP日記
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■注意書き■
*和製大型クエストMOD、Legend of Divaのロールプレイ日記兼記録です。*
*まだβ版という事なので激しくネタバレしそうな日記は続きへ自重。*
*駄目っぽかったらこっそり教えてください(´・ω・`)*
*和製大型クエストMOD、Legend of Divaのロールプレイ日記兼記録です。*
*まだβ版という事なので激しくネタバレしそうな日記は続きへ自重。*
*駄目っぽかったらこっそり教えてください(´・ω・`)*
…鳥の声が聞こえる。
窓から差す光に瞼を開く。
「朝か…」
傍らを見れば既に朝食にでも出ていったのかオニオンの姿は無い。
「さて…今日はアンヴィルにまで行くんだったな」
長い道のりを思えば溜息は出るものの、旅が嫌いな訳でもない。
軽く身支度を整え、荷袋へと手を伸ばした。その時
「ん…?」
かさりと指先に触れる手紙が一枚。
オニオンからの伝言か何かか?と首を捻りつつ細く巻かれた紙を開いた。
……何だこれは?
彼女、というのはSherriceのことか。
脅迫…というよりは忠告なのか?
いやその前に、何時の間にこんなものを置いていったのか…
薄ら寒いものを感じながら並んだ文字を幾度か繰り返し目で辿る。
そして十分にこれが幻覚の類ではないことを確認すると、それを小さく折りたたんで荷物の底へとしまい込んだ。
Sherriceには黙っていた方がいいだろう。
オニオンには……オニオンにも黙っていた方がいい…だろうか…
あれは元から心配性だし、リスクがあるとなれば彼女を連れ歩く事に反対するかも知れない。
しかし文面には『精々気を付けろ』とあった。
これはSherriceが危険に晒される可能性が───
「あああもう分からん」
こういう考え事は俺の担当じゃない。
兎に角、ここでSherriceを放り出す訳にはいかないし、かといってオニオンに手紙の事を黙っているのも嫌だ。
「Sherriceが起きてくる前に、相談しておくか…」
「いい天気で良かったね」
「ああ…そうだな」
宿を後にする前、Sherriceが支度をしている隙にオニオンへ手紙の事を伝えたら答えはあっさりとしたものだった。
*********
「…手紙は、彼女の身に”何かあれば”その命は無いものと…、ってあったんでしょ?なら僕たちに害はないよ。それにSherriceに何かあった場合、それを守ってた僕たちはもう死んだ後だろうしね」「不吉な事をあっさり言うな!?Σ(´Д` )」
「僕たちに気付かれずに尾行して、部屋に入り込んで、こんな警告残していくレベルの人なんだよ?そいつから見れば僕たちはまだまだひよっこ。そんなのに任せっきりにするのも不自然だし…まだ近くで僕たちを見張ってるんじゃない?」
「そ…うか?じゃあ、まぁ…不気味ではあるが…」
「心配ないよ。ほら、今日はアンヴィルまで行くなら急がなきゃ。”精々気をつけ”ないといけない何かがあるなら野宿は避けたいしね」
*********
──と、こんな感じだ。「にしても、Sherrice……」
「…そんな斧どこで拾ったんだ?(;´Д`)」
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